ブルーライトを吸収する

ルテインとは、野菜や果物、海藻などの食べ物に含まれるカロテノイドという色素の一種です。特にほうれん草やブロッコリー、ニンジン、カボチャといった緑黄色野菜に多く含まれています。ルテインは目を健康にする働きがあるとして、健康食品やサプリメントなどにも配合されています。

 

現代人は、テレビやパソコン、スマートフォンなどデジタル機器を日常的に使用しています。こういったデジタル機器から発せられる光は、目に悪影響を及ぼすことが分かっています。

 

長時間パソコンやスマートフォンなどのディスプレイを見ていると、目を酷使するので疲労が蓄積されてしまうのです。

 

ルテインは人の体内に存在している物質で、特に黄斑部と呼ばれる眼底の網膜の中心部に多くあります。ルテインにはパソコンやスマートフォンのディスプレイから発するブルーライトを吸収する働きがあるので、目を保護してくれます。また、太陽から浴びせられる紫外線も吸収してくれます。

目の病気を予防するのに効果的

ルテインは、目の病気を予防するのに効果的な成分です。ルテインには、加齢黄斑変性症という目の病気を予防する効果があることが判明しました。

 

加齢黄斑変性症は、目の黄斑部が何らかの原因によって変性してしまう病気のことをいいます。物が歪んで見えたり、遠近感がつかめなくなったり、青色が黄緑色に見えるようになるといった症状が現れます。

 

ただし、片目だけだともう片方の目が視力を補うので、気付かないことも多くあります。進行すると失明してしまうこともある恐ろしい病気です。主に加齢によって発症すると考えられており、40代を過ぎるとその確率が高くなります。

 

ルテインを日頃から摂取しておくことで、加齢黄斑変性症を発症するリスクを下げることができます。

 

近年、パソコンやスマートフォンなどのデジタル機器の普及に伴って加齢黄斑変性症の患者は急増しています。そのため食事やサプリメントなどで積極的に摂取しておく必要があります。

白内障や緑内障のリスクも軽減できる

ルテインは、加齢黄斑変性症だけではなく白内障や緑内障を発症するリスクも下げることができます。白内障は、年齢と共に目の水晶体が変性して白く濁ってしまう病気のことをいいます。

 

目がかんすで、物が二重に見えたりします。緑内障は眼圧が高くなり、視神経に障害が生じて視野が狭くなる病気のことをいいます。緑内障は失明の最も大きな原因と言われています。

 

ルテインは黄斑部や水晶体に存在していますが、その量が少ないと紫外線やブルーライトのダメージを受けやすくなることが分かっています。それが様々な目の病気を招くので、ルテインを十分に摂取することは白内障や緑内障、加齢黄斑変性症を予防することにつながります。

 

ルテインは人の体内に存在していますが、体内で合成することはできません。食事などで外から取り入れる必要があります。ルテインが含まれる緑黄色野菜を積極的に食べるようにしたり、サプリメントなどで足りない分を補うのがおすすめです。