ポリフェノールの一種

アントシアニンとはポリフェノールの一種で、野菜や果物などに含まれる色素のことをいいます。

 

ブルーベリーに多く含まれることが知られています。

 

ブルーベリーの青紫色は、このアントシアニンによるものです。ギリシャ語の花を意味する「antos」と青を意味する「cyanos」が語源となっています。

 

染料や食品の着色料としても利用されてきました。

 

アントシアニンを含む植物には、ブルーベリー以外にもクランベリーやビルベリー、プルーン、ブドウ、イチゴ、紫キャベツ、ナス、黒豆、サツマイモ、赤玉ねぎなどがあります。

 

どうしてアントシアニンが生成されるのかというと、植物が紫外線などのダメージから細胞を守るためと言われています。人の体が紫外線のダメージから身を守るように植物は色素をつくり出して紫外線のダメージから身を守っています。

 

そのため太陽の光が強く降り注ぐ場所で育った植物に多く含まれていることが分かっています。

ブルーベリーは目に良い食べ物

ブルーベリーに含まれるアントシアニンは、目に良い成分として知られています。

 

眼精疲労を回復させる効果があります。なぜかというとアントシアニンには、ロドプシンというタンパク質の合成を促す作用があるからです。

 

ブルーベリーに含まれる「アントシアニン」の効果とは?

 

ロドプシンは目の網膜に存在している色素で、目で物を見るとロドプシンに光が当たり、それによって脳に信号が送られています。光が当たったロドプシンはビタミンAに分解されますが、再びロドプシンに合成される仕組みになっています。

 

しかし、パソコンで長時間作業をしていたり、スマートフォンやテレビの画面を見続けるなど目を酷使していると、ロドプシンの再合成が分解されるスピードに追い付きません。

 

 

ロドプシンの再合成が間に合わず、ロドプシンの量は減ってしまいます。それにより目に疲れを感じたり、目がかすむなどの症状が現れるのです。ブルーベリーに含まれるアントシアニンには、ロドプシンの再合成を促して眼精疲労を改善する働きがあります。

様々な効果が期待できる

ブルーベリーに含まれるアントシアニンには、抗酸化作用もあります。

 

抗酸化作用とは、紫外線のダメージによって発生する活性酸素を除去する作用のことをいいます。活性酸素は体を錆びさせる老化の原因にもなるので、老化を防止してくれる働きもあります。

 

また、活性酸素を除去することは、動脈硬化や脳卒中を予防することにも繋がります。特にブルーベリーには、強い抗酸化作用があると言われています。血圧を上昇させる酵素を阻害する働きもあるので、高血圧を予防するのにも効果的です。

 

また、アントシアニンには、毛細血管を保護して強化する働きや血液の循環を良くする働きもあります。

 

それからアントシアニンには、抗炎症作用もあることが分かっています。そのためブルーベリーを食べることで、健康や美容によい様々な効果を得ることができます。ブルーベリーには、それ以外にもビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素も含まれています。